DAC2007 1日目

D&DオンリーコンベンションのDACに行ってきた。リプレイを読んで以来どんどんやりたくなってきていたのでこの時期にちょうど良くイベントがあったのはありがたい。
開場はハイプラザ板橋。ネギま!オンリーの図書館島の休日の第1回がここだったなあ。
今日は予約でビギナー向け実感コースに登録しておりそちらに参加。10時前くらいに付くとすでに開会式が始まっている。受付が10時までじゃなかったっけ……と思ったら卓分けの受付が10時までか、しまった。コンベンションに参加するのは10年以上ぶりか。というか最近TRPGはすっかり身内のみでプレイしていたので周り全員知らない人ってのは新鮮だなあ。
開会式後に卓分け。ビギナーセットを使用した卓は今回は見送り。後から聞いたらあのDMが桂令夫さんだったのか。適当に人数合わせてテーブルについたところD16さん(id:D16)のDMの卓になった。先に書いたリプレイのマスターの柳田真坂樹さんだよ、ラッキー。
今回PCは全てプレロールドということで、しかもパーティのほとんどがファイターという異色構成。自分は迎え撃ちと足払い強化で転ばしまくるスパイクドチェーン使いの人間ファイターを担当。他の人は以下の通り。

  • 強打型のスパイクドチェーン使い人間ファイター
  • 薙ぎ払いの強いサイズ(大鎌)使い人間ファイター
  • アーチャータイプのエルフファイター・ローグ
  • 唯一のスペルキャスターでマジックミサイルワンドを振り回すエルフソーサラー
  • 遅れて参戦、アックス二刀流のドワーフファイター

キャラクターレベルは全て2Lv。NPCクレリックがいたと言ってもすごいパーティだ。ワンドや高品質の武器などで武装してるのでなかなかの戦力。
トーチ・ポート軍の斥候として、とある丘の上にある砦に向かった一行はそこで穴掘りをしていたゴブリン達(一匹はホブゴブ)と遭遇するが一蹴。穴掘りの現場に向かうとトーチ・ポートの騎士に仕える女エルフ(リプレイのスリンガー)が現れ、この地下にある古のゴブリン王の墓を狙い、ゴブリンの軍勢が押し寄せてくるとのこと。スリンガーが援軍を呼びに行くので夜明けまでこの砦を死守することになった。
まずはバリケードを作って砦への進入路を減らして防御陣形を固めやすくする。自分達のバリケードは他の卓に比べて大きめにはってしまっていたようだったけど飛び道具の射線を考えたら割りと結果オーライだったぽい。一つ残した進入路にも廃材などを散らして足場を悪くする。あとは野戦になるので明かりの確保。アーチャーは壁の上からの射撃体勢をとるなどで待ち受ける。
第1陣来襲。唯一の進入路から攻めてくるホブゴブリン2匹と多数のゴブリン。反対側のバリケードを破壊しに来たバグベアー。アーチャーがゴブリンを確実に減らして行き、バリケードを燃やすために篝火から火を取ったホブゴブリンにはソーサラーからスリープが飛ぶ。残りのホブゴブリンも足場が悪く進めないところにファイター3人でタコ殴りにされて早々に撤退した。自分はバリケード破壊に備えて待機していたけど今回はほとんど出番なしだった。
第2陣はゴブリンの族長(ウルフライダー)やオーガを含む強力な部隊。進入路側は同様に防御を固めていたのだけど今回はバリケード側のオーガがやばいのでアーチャーはそちらの壁の上から弓を撃つ。それに起こったオーガがなんと壁に上ってアーチャーに一撃。昏倒したアーチャーはそのまま壁から落ちて危うく死の淵一歩手前まで行く。自分がポーションを使いなんとか生還し、自分はそのままバリケード前で待機する。
ついにバリケードが破られてオーガが突入してきたのでスパイクドチェインで足払い攻撃して追撃。さらに立ち上がりを狙って機会攻撃。スパイクドチェイン+迎え撃ち+足払い強化TSUEEEEE。オーガに殴られそうにもなったけど直前にプロテクションフロムイービルをかけてもらっていた為ギリギリで回避成功し、AC+2のありがたみを痛感した。
その辺が敵のピークであとはだんだん押し返して行き、なんとか撃退に成功。うっすらと空が明るくなってくる頃に、味方の増援が到着して脱落者なしの防衛線成功となった。
ここで14時半頃、午前の部は終了。昼食にガスト。
午後の部は二刀流ドワーフのPLだけ抜けてあとは継続して参加。最初に戦闘オプションのおさらいで突撃、挟撃、足払い、5ft移動等を確認。なるほど、知識量で生死を分けるなあ。
今度の任務はゴブリン達が狙ってきたゴブリン王の墓所の探索。「ガキの使いじゃないんだから調査だけで済むと思うな、解決して来い」「サー、イェッサー!」命令を受けて出発したものの指揮官のNPCくれリックは着いてこず。大丈夫かー?
進入した部屋で早速テーブルミミックに組み付かれて大ピンチ。っていうか振りほどきロールの目が振るわずに結局瀕死状態で気絶するまでやられてしまったので、他の人の手によって退治後に一旦態勢を整えなおし。
その後アーチャーによる先行偵察で見つけたキャリオンクローラーは各個撃破してクリア。知能の低いモンスターは挟撃もしやすくていいな。(←通路の出口両側で待機して挟んで殴りまくり)魔法のグレートソードも入手したのでサイズ使いが持つことに。
そして再奥地にあった墓所……というか神殿か。禍々しいルーンが広間の中心にあり、ゾンビ、スケルトン、ミノタウロス(っぽい)ゾンビの3体が登場。ミノは体つきも大きく(Lサイズ・スクェアマップでは4マス!)しかも魔法のかかったウォーアックスまで持っている。
とりあえずルーンの影響範囲には入らないようにしつつ明かりを確保しようと松明を放り投げたところそれをトリガーにゾンビたちが動き出してしまったのであわてて戦闘開始。
まずは手前のスケルトン。刺突武器の効きは悪いが動き出す前に破壊に成功。奥のゾンビは行動が鈍い(移動・攻撃ができない)ので近寄ってきたところを撃破。
そして大物ミノタウロスゾンビ。ゆっくりと近づいてきたところにグレートソード+1で突撃があり、自分の渾身の足払いが成功!挟撃のための場所取りでもう一人のチェーン使いが機会攻撃を受けて大ダメージを負ったが、立ち上がり時の機会攻撃3人分、アーチャーの精密射撃、そして3人での近接攻撃(スパイクドチェーン、スパイクドチェーン強打、グレートソード+1のクリティカル!)で100点以上HPがあった上に回復能力もあるミノタウロスも流石にお陀仏。勝ったどー!
後に残されたのはミノタウロスが被っていた王冠。ゴブリン達はこの王冠が目当てだったようだけど魔法の気配は感じられず。床のルーンとかと合わせて2日目でなにか判明したのかしらん?とにかくダンジョンクリアでミッションコンプリート。
ミノタウロスへの足払いが決まったことで卓のMVPにも選出されでしまったり。個人的には午前の部で壁に上ったアーチャーが良かった気がするけどね。
プレイ後はちょっとした感想戦のあと閉会式。賞品多数な抽選会もあったけど残念ながらハズレ。まあビギナー卓でダイスセット+ブラックドラゴンフィギュアをいただいたので十分なんですが悔しいなあ。
その後の懇親会にも参加。流石に単身参加だとじっくり話す相手も少なくてちょっと手持ち無沙汰。それでも何人かの方と話ができてよかった。D&Dやってる人は他のシステムにはあまり手をださない印象だなあ。真意看破ゲームでは組んだ相手に恵まれて最後まで残ったよ。
2日目の参加は迷っていたんだけどやっぱり明日も来て見ようと心に決めて本日は帰宅。