LLPW 後楽園大会

mixiの方でチケットをいただけることになったので格闘美を見送ってLLPWへ。見ず知らずなのに申し訳ありませんでした。
12時丁度に後楽園ホールに着き、チケットをいただくとなんと東側4列目(パイプ椅子席の最後列)のど真ん中。申し訳ないやらありがたいやら。ビールとチキン、パンフも買って観戦準備は完了。
まずは入場セレモニー。17人中所属選手7人ちゅのは厳しいところやね。しかしまあそれもLLPWクォリティ。選手が退場したあと神取がマイクを取るとNOAHの秋山が登場。秋山&森嶋×鈴木&天龍のとき、相手には北斗がセコンドに付くから自分のセコンドに来て欲しいとのこと。会場まで来てアピールした秋山の男気に神取も快諾。そこにアイガーが現れて秋山と記念撮影したがったりしてみせたり。しかし、NOAHとつながりができるってのはいいこと。大いに役に立てて欲しいね。
第1試合 渡辺えりかJWP)×石川美津穂(フリー)
同じ時間にやってる格闘美に出ずにこちらにでるのかー。格闘美では真ん中より上のポジションにいる石川もキャリアと体格で勝る渡辺にはつらいか。キック、ニーなどで反撃するも決められるだけの説得力はなし。最後は複合関節技で渡辺の勝利。
第2試合 ハーレー斉藤×葉千子(グラマー・エンジェルス)
葉千子はオカマキャラというかホンモノ。ハーレーのリーゼントはJDスター竹石本部長にも負けてないな。もう一人のオカマの麗華と、風間の乱入ばかりでペースをつかみきれず回転エビ固めの応酬からハーレーがフォールを取られた。しかしまあこの試合の主役はTOMMYさんって感じだったな。こういう試合裁かせたら日本一だと思うよ。
第3試合 神取忍&井上貴子(フリー)×ファング鈴木(TeamOK)&おばっち飯塚(TeamOK)
試合前におばっちがリングから投げたひなあられゲットーっ。試合はおばっちとファングが神取と貴子の同士討ちを誘い、なぜか途中から神取と貴子のシングルマッチに。そのまま二人が消耗したところでファングとおばっちが再度リングにあがりタッグに戻る。ファングはもっと動ける選手だと思っていたんだけどなあ、いまいちキレは見られず。最後は神取の掌底連打から貴子の裏拳でフィニッシュ。
試合終了後に貴子がマイクを取り「最近LLPWって良くない? だから私もお世話になろうかと思います。よろしくお願いします、社長」と入団の挨拶。へー、三田がNEOに入ったことといいそういう時期なのかね。フリーだとギャラの安い若手優先になっちゃってるとかかも?
休憩。売店の石川を見ると胸元が真っ赤に腫れ上がってる。うーん、チョップの重さもこれだけ違うってことか。
第4試合 小河真子&アメージング・コング(全女)×イ・ヘイラン(韓国WWA)&チェ・ソーラ(韓国WWA
小河の動きがはっきり悪い感じ。折角のA・コングのパワーを活かせていない。最後もなんかもの凄くあっけなかったしなあ。付き合わされたアメコンがかわいそうだよ。日米韓て銘打ちたかっただけじゃないかと子一時間(略)
試合後小河がマイクをとり、次回の後楽園で引退するとのこと。うあー、LLPWってホント若手が残らないわー。引退試合の相手に既に引退した風間を指名するのもがっかり。エキジビジョンと言う形で風間がその要求を受けた。
メインイベント 沖野小百合&アイガー×イーグル沢井&立野記代
沖野は正直竹刀攻撃しか印象に残らなかったのだけどアイガーはいいね。女子でここまでキャラクターに徹しているのはいないんじゃないだろうか。試合もタイミングやテンポの取り方が非常に上手く、自分のペースに引き込んで行く。ベテラン立野は安定した動き。どうしてあそこまで少ない技数で面白い試合を組み立てられるんだろう。イーグルは一時期よりもだいぶ体重落としたように見えた。A・コングの方が体の厚みがあるように見えたし。最後はイーグルキャノンボムを返したアイガーが、一瞬の丸め込みで勝利。なかなかの好試合だったと思われ。
全体的には概ね満足。良くも悪くもLLPWを見に来て、期待通りのものを見せてもらったな、と。期待以上だったのはやっぱりアイガー。また見る機会があれば行きたい、と思わせてくれたのだからいい仕事だった。
客席は7割程度は埋まっていた模様。固定客が多いとは思うけど、一見さんにもわかりやすいプロレス(神取、立野、ハーレーやヒールの沖野)とキャラクター(「韓流」「オカマ」「怪奇系」)などでいいかもしれないと思った。
試合後チケットいただいた方にご挨拶もできず申し訳ありませんでしたー。