マリア様がみてるRPG 山百合のこころ

スカベンさんの同人TRPG。EVAといいこれといいリン★ドリといい入手難度の高いゲームばっかりしている気がする。今ならお勧めゲームを聞かれたときに絶版品の名前ばかり挙げた山本弘の気持ちがわかるよ。うちにあるはずの同人誌は年末の片付けのときに見たような記憶があるんだけど……。
既に10回を超えるキャンペーンが続いているのは知っていたけど、最初の時期が仕事が忙しくてとても参加できなかった。朝霞台に行ったときにやっているのを見て混ざりたかったのでこれ幸いと新キャラで末席に加わることに。キャンペーンの設定としては乃梨子瞳子の代が卒業した後とのこと。なので現黄薔薇様は有馬奈々だったりする。
キャラメイクでのマスターからの指定は水泳部の1年とのことなので真面目で人見知りな感じの女の子。マリみての慣例に則って苗字は歴史上の人物から取って前田。前田と言ったら亜季だけど(?)水泳部なので奈津ということにしてみたり。それなりにいい家の子なのに自分は大したことない子だと思い込んでいて、口癖は「私なんかが……」とか。緊張しいなので薔薇様の前に出ると水島新司風に石化したり、水泳部の大会ではフライングによる失格だったり。あと、謎の海老薔薇事件でなぜか名が知られているらしい。
他のキャラはにむるるさんの美優さん(妹にしたい1年生1位)、駄帝王さんの悠梨子さま(先代白薔薇様の実妹)という奈津から見たらステージの高い人なのでちょい(キャラが)緊張。
今までのキャンペーンの積み重ねを全然知らないので今日居ない人のPCを含むキャラクター関係をつかむのにも一苦労。まあキャラ自身そういうのに疎そうではあるのだけど。まずは今までのキャンペーンで水泳部でIH入賞した先輩と美優さんとの間にごたごたがあり、というのを奈津視点から再プレイ。マリみてらしいザッピングじゃない。先輩の双子の妹と悠梨子さまの姉妹問題も絡めて展開していく中、先輩が練習中に負傷。
ここで「先輩が怪我をしたのはあなたのせいだ」と詰め寄ろうかと思ったんだけどなー。少女マンガじゃ定番だし……ライバル(負け役)としてのだけど。合宿来る直前にストレインとか見てたしー。しかしキャラとちょっと違うのでやろうか悩んでいるうちにNPCがやってくれたんでこちらは仲裁役になれた、マスターありがとう。汚れ役は人に押し付ける女、前田奈津。
怪我の痛みをこらえる姿を見せたくない先輩に対して、それでも介護をする美優と見せたくない姿なら見ずに回復を信じて水泳部で待つ奈津という対比はなかなかいい感じだった。最後は秋の新人戦に向けての部内選抜レースでの対決でフィニッシュ。美優さんはいろいろふっきれたみたいだったので、ロザリオさえ貰えたら姉妹になれそうな感じ。
作ったばかりのキャラクターにしてはうまく掴めてロールプレイが出来たので満足。これから年度末でまた忙しくなるけどキャンペーンの方にも顔を出せるといいなあ。