M's Style 後楽園ホール大会

M'sの主催興行では初観戦。いや直前の週刊ゴングAKINOアルシオンファンは必ず集まれって言うからさー。
第1試合 乱丸×倉垣翼
倉垣のニックネームは「アイアムエキスパート」か。普段EXPERTで見ている分にはあんまり不満を持たなかったんだけど今日はちょっと動きが悪かった感じ。第1試合の重要性を改めて感じた。比べて乱丸はやっぱりその辺上手いかな。試合作りは乱丸、ペースは倉垣って感じで進み、最後はルナウィングで倉垣の勝利。
第2試合 渡辺菜穂×吉田万里子
渡辺はデビュー戦。アマレスではなかなかの選手とのことで、MICKEYのライバルになっていけるかな? 他団体の選手ばかりライバルじゃつまらないしね。動きはさすがにタックルはなかなかのもので吉田から何度もテイクダウンを奪うが、そこから先のグラウンドは吉田に及ぶべくも無し。しかしアマレス的な動き以外にもドロップキックや、なんと鎌固めなんかも出して見せた。最後まで全力を出し切り、吉田のダブルアームフェースバスターから蜘蛛絡みでフィニッシュ。なかなかいい感じ、今年は女子プロレスでは新人の当たり年だったかも。
第3試合 GAMI&日高郁人×日向あずみ&ディック東郷
GAMIの15周年記念試合。メインの絡みはGAMIと東郷で日高と日向が実に上手く横を支えた。東郷は最初は女子とはやってられない風にやる気なさげにやっていたのに、後半からは実に楽しそうに動いていたのはGAMIの力を認めたと言うことかな。GAMIも初公開じゃないかな、ラ・ケブラーダまで見せていた。最後は東郷がGAMIにセントーンからぺディグリーで決める最高の記念試合となったと思う。
その後15周年記念セレモニーとして各選手から花束をもらったり、映像で関わりの深い選手達からメッセージをもらったり。ハーレー斉藤面白すぎ。てかよくLLPWの選手達からコメントもらえたな。
ここで休憩。
第4試合 Baby-M×ボリショイキッド
うーん……どうも今ひとつノリ切れない。ボリショイはやっぱりコマンド一本に絞ったほうがいいのでは、という部分と、Babyはイリュージョンを支えられる体格のある選手相手にぶつけたほうがいいなーってところで。一方的に押していたボリショイが普通にやられたスクールボーイで3カウント。セレモニーで時間が押していたのかとか勘ぐっちゃうよ。
第5試合 MICKEY☆ゆかwithダイナマイト・関西×尾崎魔弓withポリス
どんなにMICKEYが頑張っていてもポリスが出てくる時点で興味ゼロ。案の定関西じゃポリスを抑えきれず介入しまくりでMICKEYは流血。さらにはデビル雅美が乱入してきてますますぐだぐだに。最後は尾崎のライガーボムで終わったんだっけな? もうやめようよ、こんなの。
メインイベント AKINO&浜田文子×大向美智子&アジャ・コング
文子はアルシオン離脱以来見ていないんだったかな。なかなか貫禄ついているね、ここらへんはまだAKINOには足りていない部分のような感じ。文子のスピンキックはアジャの裏拳に匹敵しそうな攻めという感じがするけどAKINOはそこまでのものがまだ足りない感じ。だけど今日は頑張りを見せた。確かにダメージを与えたのは文子だったかもしれないけど、AKINOの技で自分が一番好きな高速ウラカンラナでアジャから見事フォールを奪った。これで決めてくれたかーっという感じ。他のどの技で取ってもこれほどの説得力は無かったんじゃないだろうか。
そしてAKINOがマイクを握る。かなり忘れているので大体の流れでは「自分は最後の選手会長で、ここにいるアジャが、文子が、大向が抜けて団体を守っていくことができなかった。このカードを組んだのもアルシオンファンだった人を呼んで謝りたかったから。自分はアジャに憧れてプロレスラーになった。アジャが一生プロレスラーでいられる場を作りたい」とかいう感じだったかと。なんか後ろ向き?
全体として見たらそれほど満足感が高かったわけではないけど(特に休憩後の2試合)やっぱり来てよかったかな。これで今年のプロレス観戦は打ち止め。