格闘美 新木場大会

ぎりぎり間に合う感じで1stRing着。さすがに睡眠が足りていないので今日はアルコール抜き。アルコール抜きでプロレス観戦はかなり久々な感じ。入り口でオレンジ色のサイリュームをもらうが、こういうちょっとしたことがただのプロレスじゃなくてアストレスメインなんだなあと思う。他の団体との差別化としてはとてもいい動きだと思うので予算の負担にならなければ続けて欲しいかも。
第1試合 GAMI&松尾永遠×ボリショイキッド&さるぼぼ
ボリショイはキッドを見たのはかなり久々。コマンドやらPIKOやらの方ですっかりなじんでいたからなあ。最初の飴投げも今でもやっているのか。さるぼぼは初見だけどあのコスチューム、ゼンタイフェチな人は結構反応してしまうのではないだろうかね。GAMIはこの中では体格的に圧倒。しかしさるぼぼを嫌がる松尾との絡みで面白い動きになっていたような。松尾は美味しいとこ取ったのではないかな。最後GAMIが出したのはドラゴンキッドのやるのとは別のクリスト。カサドーラの体勢の相手を羽交い絞めにする裏駅弁固めのような感じのメキシカンストレッチだった。
第2試合 MARU×渋谷シュウ
MARUの小憎らしいセンパイっぷりが出たいい試合。渋谷もやられっぱなしではないところを見せたしまずまずの内容。渋谷の連続ドロップキックを見ると、MICKEYの連続ボディアタックがちょいと物足りなく感じるんだよねえ。
第3試合 ドレイク森松×さくらえみ
さくらの希望で反則OK場外カウントなしのストリートファイトルールになったこの試合。さくらはまたキャミソールに今度はミニスカかよ。下にホットパンツは穿いていたけどどーもなんか微妙にずれている気が。ストリートファイト戦の内容もちょっと。そもそもなんでこんなルールになったのか流れがよくわかっていないのだけど、二人とも元FMWだったからっていうだけならちょっとなー。所属していた時期も全然かぶってないし、当時元川は全然そんなルールでやってないしね。てなわけでがんばって凶器とかつかって血ぃ流していたけどどんどんしらけていきながら見ていた。最後もドレイク側からの共闘の誘いを断るし。いったい何がしたいんださくらは。大事な旗揚げ戦の前に椅子の上にみちドラくらって悪い首を悪化させただけじゃないのか?
ここで休憩。
石川に持っていったワイルドフラワーズのDVDにサインを入れてもらう。横で売っていたけどさすがに2枚買うなんてほどではないし。しかし快くサインをくれた石川はいい人だー。
あとは本日欠場の桜花の挨拶。膝が痛んで前受身を取るだけで泣きそうになるくらいだったとのこと。水を抜いたそうだけどしっかり回復してから復帰して欲しい。なんか怪我で欠場したことがないのが自慢だったそうだけど、無理して出ないことの方がえらいんだからさ。
第4試合 風香×MICKEY☆ゆか
自分的メインイベント。格闘美でのチアリーダー対決だ。先日NEOでやったという千春&仲村&MICKEYのタッグも見てみたかったなあ。さて試合はまあMICKEYペース。風香はもっと体格を活かして欲しいのだけど、いかんせん体がぽよぽよした感じだからなあ。だがそこがいいのだけど。グラウンドではM's仕込みのMICKEYの独壇場だが、終盤押さえ込みの連発やフィッシャーマンで風香もいいところまで攻め込む。最後は飛びついて三角締め状態でのアームロック「トライアングルアームロック」でMICKEYの勝利。ホント今年デビューしたばっかりの新人とは思えないね。
第5試合 藪下めぐみ×羽柴まゆみ
こちらも注目の師弟対決。羽柴はホントちっこいから体重別の総合やテコンドーの方がまだなんとかなるんじゃないかと思うのだけどね。投げることもできずグラウンドではその道のスペシャリストの藪下には届かず。うーん、厳しい。最後は藪下のジャーマンをふんばってこらえたところをスクールボーイで丸められて終了。
メインイベント 救世忍者乱丸&Baby-M×石川美津穂&倉垣翼
石川と倉垣のタッグは予想よりかみ合っていい感じ。切れ味のいい打撃で攻める石川に、体に見合わぬフットワークで攻める倉垣。スタミナ面でもうひとつの石川のフォローもしっかりとしていたし、JWP育ちで変なクセのない倉垣はいろいろ面白いかもしれない。乱丸とBabyも2人ならではの華のある戦い振りを見せたが少し届かず。最後はきっちりとルナウィングで倉垣が締めて見せた。
今回の興行はストリートファイトがどーもな。あれは格闘美の中では異端なのだけど、あれを求める声はあったんだろうか? さくらえみは別の見せ方が出来る選手だし元FMWという枠には縛られないで欲しいもの。そもそもIWAジャパン生まれの全女育ちだと思ってるしなー。